アナルセックス(肛門性交)の危険性

セックス

今回も、ユーチューブ動画から、真面目な話題「アナルセックス(肛門性交)」についてです。

この動画は、肛門科の医者の立場から、真面目に「アナルセックス」の危険性について語った内容です。

内容を簡単に要約すると…

ではなぜアメリカで、肛門の扁平上皮癌が増えているのか。どうも、肛門性交、いわゆるアナルセックスによるものではないかという意見があります。肛門性交により、男性から肛門の上皮部分にヒトパピローマウィルスが感染し、癌になるということです。そういう意味でも、肛門性交には危険が伴うということを認識していただきたいです。

おしりの医学#026「アナルセックス(肛門性交)の危険性」より

肛門というのは、非常に精密で繊細な機械です。皆さんは排便の際に、「あ、柔らかいな」「水っぽいな」「ガスだったな」ということが分かりますよね。つまり、肛門の感覚器官は、個体液体期待を完全に判別できるような、非常にファインな精密機械であるといえます。このような精密な場所を、肛門性交のような無理な使い方をしてしまいますと、組織が破壊されてしまいますので、私は絶対にやめておいたほうがよいと考えています。

おしりの医学#026「アナルセックス(肛門性交)の危険性」より

要するに、アナルセックスというのは、「がん」につながるリスクも高く、精密機械のような器官を破壊するような行為(アナルセックス)は避けて欲しい。

という肛門科の先生の立場で、やんわりと指摘されていることが印象的です。

アナルセックスについては、性病(例えば、HIV)に感染するリスクも高いことが知られています(「HIVの感染確率(SECOND LIFE)」参照)。

もともと、肛門および(その先にある)大腸というのは、栄養を「吸収」し、栄養分にならないカスを「便」として排泄する重要な機能があります。

そのため、例えば、女性の膣などが、外部からの侵入(精液など)を排除しようとする機能があることと比較して、腸が吸収しようとする分、外部からの侵入(性病の原因となるウイルスや細菌など)にも、より感染しやすいことが想像できますよね。

とまあ、アナルセックスの危険性を滔々と語っても、一向に減らないのは、どうしてでしょう?

また、海外のエロ動画は、特に「アナルセックスシーン」が多いですよね!

それは、アナル(肛門)の近くに性感帯の一つである「前立腺」があることで、男性でも女性のような感覚を感じることがあることなのかなと、率直に思ったりします。

さらに、膣性交と比較して「妊娠する可能性が極めて低い(同性同士ならゼロ)」ことも理由の一つかもしれません。

某作家が、性的な欲求を突き詰めていくと、最終的には「同性愛」に行きつくと断言されていたようですが、分からなくもないような気もします。

とはいえ、アナルセックスのリスクは、がんや性病といった「病気へのリスク」だけではありません

最も、問題となるのは、アナルセックスをさらに突き詰めたセックスともいえる「フィストファック」です。

やんわりと別の表現で言えば、「膣やアナル(肛門)に手又は拳(こぶし)を入れる」SM行為です。

正直、ここまで行くと、別のリスクがあることに注意して欲しいです。

それは、「肛門が拡張してしまうリスク(もちろん入れられる側)」です。

最終的には、肛門を自分で閉めることができなくなり、便を我慢できず、漏らしてしまうため、オムツをして生活しなきゃいけないことになります!

いくら気持ち良くても、ちょっとどうでしょう?

個人的に、そういうシーンを目にしたことがありますが、そこまでいくと「自分をセーブ」して、肛門が閉まらなくならないように、自分自身で行為をしない期間を設けて対処して欲しいなと切望します。

ちょっとその辺は、「禁煙」や「禁酒」「断酒」にも通じる話なのかもしれませんね。

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